遅ればせながら

 下馬評を超える自民党大勝(あるいは小泉党の大勝かな?)。与党3分の2っつうのはすごいね。「強すぎる参院」もあっという間に解消(改正はやっぱりやるべきと思うけど)。


 何にせよ小泉純一郎という人間の政治的な嗅覚には驚かされる。参院否決で衆院解散という不合理性よりも、国民に信を問うという姿勢が支持されるという読み(参院否決自体が不合理だから目には目ということでイレギュラーだけど筋は通ってるか)。
 けど読みとかないよね、あの人の場合。思い込み、第六感というかもう天性だね。なんかすさまじいなぁ。本人はストレートにやってるだけなんだろうけどね。その背水の陣的なストレートさが新しい。


 そして、やっぱ今後のイベント的には特別国会はともかく、内閣改造でしょう。前回の改造が地味だっただけに、今回は首相の後継者含めかなり面白い予感はしますね。個人的には福田かなー。やりたがってた外相で呼び戻すとかね(今更って感じもするけど)。あと猪口が入閣するかも、元教え子としては気になります。猪口外相というサプライズもあるけど、ラディカル過ぎますね。


 ま、取りあえずそんな感じでしょうか。異例の総選挙で衆院は本来の力を取り戻したわけだけど(青木さん残念、というより肩の荷が下りた?大変そうだったもんな)、この信任を有効に使ってスピーディに改革を進めて欲しいもんです。足かせもうないわけだからね。